サプリメントの選び方 抗酸化の強さで選ぶ

昔から「青魚は足がはやい」と言いますね。もちろん魚に足が生えて走るわけではなく、「足=悪し」つまり「青魚は劣化するのが早い」という意味です。

イワシやサバなどの青魚に多く含まれるDHA・EPAも、実はとても「足がはやい」成分。酸素と結びつく酸化によって劣化してしまいます。

せっかく摂ったDHA・EPAも、酸化してしまっては何の効果もないばかりか、身体に良くない影響を与えてしまう可能性も…。

良質なサプリメントは、DHA・EPAの弱点である酸化を防ぐための様々な工夫が凝らされています。

ここでは「抗酸化成分」に着目したDHA・EPAサプリの選び方を見ていきましょう。

DHA・EPAを守る抗酸化成分

私たちの健康を強力にサポートしてくれるDHA・EPAは、とてもデリケート。熱に弱く、水や油にも流れ出てしまいます。

よく「DHA・EPAを食品だけで必要量を取るのは難しい」と言われるのは、調理の過程でかなりの量が損失してしまうためなんですね。

効率よく摂取するために抽出したDHA・EPAも、そのままでは空気に触れることによって酸化し、過酸化脂質という身体に悪い物質へと変化してしまいます。

DHA・EPAサプリでは粉末状などはあまり見かけず、ほとんどがカプセル状であることにお気づきの人も多いでしょう。これは、DHA・EPAが物理的に酸素に触れないようにするため。

個包装やアルミパックで更に厳重に空気を遮断している商品もあります。

酸化を防ぐビタミンたち

自然界には、酸化を防ぐ「抗酸化作用」のある栄養素があります。

抗酸化作用のある成分は、DHA・EPAに限らず体の酸化=老化を防いでくれると考えられており、アンチエイジングの見地からも注目されています。

代表的な抗酸化成分をご紹介しましょう。

一般的に酸化を防ぐパワーのある栄養素

ビタミンE

ビタミンEのイラスト

若返りビタミン」とも呼ばれ、強力な抗酸化作用で知られています。

酸化防止剤として医薬品などにも広く利用されている成分。

食品ではアーモンドやオリーブオイルなどに多く含まれていますから、普段の食事でも意識して摂りたいですね。

当サイトでレビューしているDHA・EPAサプリすべてに配合されています。

セサミン

ビタミンEのイラスト

ゴマが健康にいい」というのは誰でも知っている事実。

そのゴマ1粒に1%しか含まれていないという、非常に希少な成分です。

強い抗酸化作用があり、セサミンを配合した場合、DHA・EPAは体内でほとんど損失しないという研究結果もあります。

アスタキサンチン

ビタミンEのイラスト

ニンジンなどに多く含まれるβ-カロテンと同じカレトノイド系の赤い色素物質。

抗酸化力はビタミンEの1000倍とも言われる成分です。

ビタミンC

ビタミンCのイラスト

過酸化脂質の生成を抑える作用があります。

野菜や果物に多く含まれているのでもおなじみですね。食品でしっかり摂りたい栄養素です。

以上の抗酸化物質のうち、上の3つは脂溶性成分。つまり油脂と混ざりあう性質を持っています。

不飽和脂肪酸であるDHA・EPAを酸化から守るためには、必ず脂溶性の抗酸化成分を配合している必要があります。水溶性の成分ではまさに「水と油」になり、分離してしまうのですね。

4つめに紹介したビタミンCは高い抗酸化作用がある成分ですが、水溶性なのでDHA・EPAそのものの酸化を防止するわけではありません。

安価なサプリメントでは、DHA・EPAの酸化防止剤としてビタミンCのみを添加しているものもあるようですが、それではDHA・EPAを守ることは出来ないのです。

DHA・EPAサプリを選ぶ際は、抗酸化成分が含まれているかどうか、更にその成分が脂溶性のものであるかどうかを確認するようにしましょう。

酸化に強い商品トップ3

良質なDHA・EPAサプリメントには、必ず抗酸化成分が入っていることを解説してきました。

その中でも特にDHA・EPAの酸化を防ぐパワーが強いトップ3をご紹介します。

酸化に負けない!DHA・EPAサプリはこれ!

  1. 1位 サントリー DHA&EPA+セサミンEX
  2. 2位 さくらの森 きなり
  3. 3位 B&Hsato 美健知箋

1位 サントリー DHA&EPA+セサミンEX

サントリー DHA&EPA+セサミンEXのパッケージ

酸化からのトリプルガード」を謳う高品質サプリです。

サントリーウェルネスの試験によれば、DHA・EPAを単独で摂ると約30%が減少するところ、セサミンを加えることでほとんど減らないのだそうです。

さらに大豆由来のビタミンE、玄米ポリフェノールであるオリザプラスという抗酸化成分を加え、DHA・EPAをしっかり守ったサプリメントです。

日本の伝統食材にヒントを得て」開発されたというこのサプリ。青魚+ゴマ+大豆+玄米、と何とも美味しそうな組み合わせで、日本人なら誰でも「これは体にいい!」と直感的にわかる説得力がありますね。

2位 さくらの森 きなり

きなりのパッケージ

きなりに配合されているクリルオイルは、アスタキサンチンを含む注目の素材。

アスタキサンチンの抗酸化力はビタミンEの1000倍、「史上最強のカルテノイド」と言われているそうです(『きなり』リーフレットより)。

クリルオイルはオキアミから抽出された脂質成分で、約半分はリン脂質。リン脂質は乳化剤の役割を果たしDHA・EPAの吸収力をアップさせてくれます。

アスタキサンチンで守られたDHA・EPAが、リン脂質で無駄なく吸収されるという、クリルオイルの力を最大限に活かしたサプリメントがきなりなのです。

3位 B&Hsato 美健知箋

B&Hsato 美健知箋のパッケージ

美健知箋は、カプセルにビタミンEを配合

特許取得のシームレスカプセルにはつなぎ目がなく、外からの酸化をガッチリガードしてくれています。

また1回分がアルミスティックで個別包装されているので、飲む直前まで空気に触れる危険性を防げるという、完全防備のDHA・EPAサプリです。

約3㎜の小さなカプセルは飲みやすさに加え、吸収力もアップしてくれています。細かな粒がたくさん入っているので、何回かに分けて飲みたくなるかもしれません。

しかし個包装は酸化を防ぐためですから、必ず1度に1包すべてを飲むようにしましょう。なお、このサプリはこぼすとコロコロ転がって散らばってしまうので気を付けてくださいね。

なお、アルミの個包装を採用しているものとしては、やはり製薬会社が作った「大正DHA・EPA」があります。

抗酸化力に注目して選ぶなら、やはり1位のサントリーDHA&EPA+セサミンEXが断トツの実力と言えるでしょう。

セサミンEXは、単独のサプリメントがあるほど人気の高い成分。その抗酸化力はDHA・EPAを守るのと同時に、身体の若々しさをサポートしてくれます。

魚料理も+抗酸化成分を心がけて

解説のイラスト

ここではDHA・EPAを守る抗酸化成分について学んできました。実は一般的な料理の中には、調理の仕方によりDHA・EPAと抗酸化成分を同時に摂れるものがあります。

例えばアジやイワシの刺身を細かく刻みゴマダレで和えた、なめろうという料理。青魚のDHA・EPAをゴマのセサミンを一緒に摂れるのですから、とてもに理にかなった調理法ですね。

ほかにも、すりごまをたっぷり入れたイワシのつみれ汁や、ビタミンEが豊富なオリーブオイルを使った青魚のカルパッチョなどなど…。

青魚を調理する際には、抗酸化作用に優れた食材と組み合わせるようにしたいですね。

解説のイラスト

もちろん、毎日そんなに凝った料理を作るのは大変です。食事から摂り切れないDHA・EPAは、抗酸化成分をしっかり配合したサプリメントを利用して補うようにしましょう。

抗酸化成分以外でもDHA・EPAサプリの選び方を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

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